世界で一番幸せな人はナント……
その研究のなかで、彼は「科学で測定できる最高レベルの幸福度」をもつ人に出会いました。つまるところ「世界一、幸せな人」です。
「世界一、幸せな人」というと、あなたはどんな人を想像しますか?
大金持ち?有名人?美人?イケメン?才能あるアーティスト?
びっくりすることに、その人物は「僧」でした。
その名も、マチュー・リーカル。
世界一幸せな「僧」が考えていたことは?
マチュー・リーカルは、幸せな脳波をだしたとき、いったい何を考えていたのでしょう?これはとても、気になります!
彼は僧です。
きっと札束を数えているときではないだろうし、エッチなことでもなさそうです。僧になるぐらいなので、それほど自己顕示欲もなさそうなので、チヤホヤされているときでもないでしょう。顔もそんなにイケメンではありません。
……答えは、なんと驚くことに、「思いやり」の心だったそうです。
人は「思いやり」の心をもつときに、もっとも幸せになれるのです。
記憶を振りかえると「思いやり」は幸せだ。
ピュアな「思いやり」を感じたときに、幸せを感じる。
こうした経験は、あなたにもあるかもしれません。
お子さんがいる方は、スヤスヤ眠る寝顔に胸キュンしたことがあると思いますし、恋人やパートナーに、無条件で無邪気なラブを感じて、ホンワカしたことがある人もいると思います。熱心に人助けをしているときに、感じる幸せもあるでしょう。
自分の経験を思い返してみればわかるとおり「思いやり」の幸福感は絶大です。
earth in us. - 「人は何を考えているときが一番幸せか?」 脳波スキャンで解明される (via darylfranz)
dsbdでマチウ•リカール(Matthieu Ricard)の名を見るとは思わなんだ。彼はフランス出身でパスツール研究所で細胞遺伝学の博士号を取ったPh.D.なんだけど、ヒマラヤ山脈旅行そして定住を経て僧侶になったひと。1989年以降はダライ・ラマのフランス語通訳も勤めているそうな。
引用にある「思いやり」の心って仏教で言う慈悲 compassion のことです。チベット仏教には慈悲の瞑想って技法があるんですよ。リカールさんが慈悲の瞑想をしているときに研究者がfMRI測定でもしたのかなと推測するんですが、リンク先のブログにはまともなレファレンスがなくてほとんど資料価値ないのが残念なんですけど。
せっかくなんで、長期にわたる瞑想の習慣が脳神経系に与えるインパクトに関心があるひとに、わたしから推薦しておきたい本を何冊か紹介しておきます。Amazonアサマシ。
日本語で読める最新の研究動向。永沢哲『瞑想する脳科学』(講談社選書メチエ•2011年)まずはこれを勧めます。今年五月の新刊なので、いまならまだ本屋で立ち読みして確認してから買える公算が高いですよ。
大きな転回点となった、心と生命会議第八回(2000年開催)の記録、ダニエル•ゴールマン+ダライ・ラマ『なぜ人は破壊的な感情を持つのか』(アーティストハウス•2003年)わたしはマチウ•リカールをこの本で知りました。ただしこの本は抄訳。原書は Daniel Goleman, Destructive Emotions: How Can We Overcome Them? A Scientific Dialogue with the Dalai Lama, Bantam Book, 2003, 2004 この原書はKindle版でも入手可です。 (via harunoriyukamu)
(via yaruo)
